レトロPCを Raspberry Pi Pico2 でパワーアップする その1
はじめに
最近またレトロPC収集にハマっているのですが、 せっかくオークションなどで入手できても、 当時よく使われていた周辺機器がついていなかったり、 別でものすごい値段がついていて手が出ないことがあります。
Super AKI-80 を使ってみる(3)
Super AKI-80 で BASIC を動かす
I/O エミュレーション
CH32V203 との接続では A0-A7 までしかつながっていないので、現時点では 256 バイトのプログラムしか書き込むことができませんでした。 ここでは、それ以上のプログラムを Z80 側に転送できるようにします。
Super AKI-80 を使ってみる(2)
Super AKI-80 + CH32V203 で Lチカまで
実装
Super AKI-80 メインボードはこんな風になりました。
- メモリ周り
元々載ってた 32KB の SRAM を取り外して、128KB の SRAM を実装して、メモリ空間をすべて RAM にします。 ROM ソケットから信号線を取り出しています。ROM ソケットに来ていない MEWR 信号は近くにあるピンポストから拾います。 なお、アドレスの A8-A15 をプルダウンしています。
Super AKI-80 を使ってみる(1)
秋月電子で Super AKI-80 の保守基板とやらが 280 円で売ってたので、いろいろやってみる。
はじめに
Super AKI-80 は東芝の TMPZ84C015 を中心としたマイコンボードです。 これは Z80 を中心として、Z80PIO、Z80SIO、Z80CTC を内蔵した今風の言い方をすれば SoC になります。 また、裏面に 8255 を2個内蔵した TMP82C265 が載っています。
CH32V006 を使ってみた その1
ここ数年低価格マイコンとして定着した感のある CH32V003 ですが、 昨年発表された新製品がやっと入手できるようになったので、簡単にテストします。
CH32V006 とは
CH32V003 の後継機として発表された一連のシリーズのひとつです。 大きな変更箇所は以下の通りです
Raspberry Pi Pico 自作エミュレータまとめ
Raspberry Pi Pico 自作エミュレータまとめ(随時更新)
Matshushita JR-200
毛色の変わったところで、松下の JR-200 です。 Pico エミュシリーズでは初の MC6800 になります。
JR-100 と似てますが、内部構造は全然違います。 周辺回路は謎の MN-1271 というチップに集積されているのですが、 マニュアルなどが入手できないのでいろいろ想像で実装しているところがあります。 また、キー入力にサブ CPU を使っているのですが、この制御も微妙なところがあります。
Raspberry Pi Pico で MSX1 のエミュレータを作る
MSX1 エミュレータを作ったのでメモ
MSX とは
レトロ PC 界隈の方には説明不要だと思いますが、MSX (MSX1) とは 1983 年に発表されたレトロPCの規格で、 当時複数のメーカーからいろんな機種が発売されたものです。
今年作ったものリスト 2024
2024 年につくったものまとめ
EN803 FM ラジオ
aitendo 年末福箱に入っていた、EN803 を使った簡単 FM ラジオ。 一応バッテリ駆動できるようになっている。 製作中に 3D プリンタが故障したので、買いなおす羽目になった。
LittleFS 用のイメージを作って Raspberry Pi Pico に書き込む
はじめに
自分の作っているレトロPCエミュレータは部品数削減のため、フラッシュの空き容量にファイルシステムを作って、そこにファイルを置くようになっています。 既存のテープのイメージをどのようにして書き込んだらよいのかわからないという話をよく聞くので簡単に手順をまとめてみました。
Raspberry Pi Pico VGA 出力について
現在レトロPCエミュレータで使っている VGA 出力ライブラリは、 Hunter Adams さんの VGAライブラリ を使っているのですが、いろいろ改変しているので、ここでまとめます。